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神経心理科

神経心理科について

神経心理科では、後天性の脳損傷による高次脳機能障害の方を対象に、神経心理学的評価、機能訓練や代償手段の習得訓練などのリハビリテーション、心理的支援、家族支援、関連機関との連携による就労・就学支援などを行い、生活復帰・社会復帰の援助を行なっています。回復期にしっかりとした対応がされないと、問題を悪化させてしまうこともあるので、当院としては特に力を入れている領域の1つです。

脳損傷とは

脳損傷とは、頭部外傷、脳血管障害、脳症・脳炎、脳腫瘍、自己免疫疾患などにより脳に損傷をきたした状態を指します。具体例は下記の通りです。
頭部外傷
脳挫傷、び漫性軸索損傷など
脳血管障害
脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血など
脳炎・脳症
低酸素脳症、ヘルペス脳炎、ウェルニッケ脳症など
その他
多発性硬化症、脳腫瘍など

高次脳機能障害とは

脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)や脳外傷(交通事故や転落事故による脳の損傷)、脳炎・脳症などにより脳の一部に損傷を受け、下記の具体的症状にあるような、部分的に認知機能が低下した状態を指します。
若年者に増加し、見た目には分かりづらい特徴があり、困っている当事者・家族が増え、社会問題化しています。
以前と比べて、あるいは普通の人と比べて少し遅いとか少しできないからと言っても、脳へダメージがない場合には、高次脳機能障害というわけではありません。また精神的な問題や加齢による認知症、先天性の障害による場合も除きます。
注意障害
注意散漫で集中力に欠け、全体的にぼんやりとした印象になり、まとまりのある考え方や、会話、行動ができにくくなります。
記憶障害
新たに接した人の名前や道順、体験した出来事を覚えられない、思い出しにくい障害です。
遂行機能障害
計画立てて行動すること、以前は普通にできていた何気ない行動が、うまく出来なくなる障害です。
社会的行動障害
ささいなことで怒り出す、抑えが効きにくくなるなど、社会的な関係、行動が維持しづらい障害です。
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